千葉・四街道の日東物流、社内禁煙キャンペーンで成果

千葉・四街道の日東物流、社内禁煙キャンペーンで成果

3年連続実施、従業員の非喫煙率55・9%に上昇

千葉県四街道市に本拠を置く日東物流はこのほど、経済産業省と日本健康会議が共同で展開している「健康経営優良法人2020」に認定された健康経営実践企業として、健康増進活動の一環で、社内を対象とする「禁煙キャンペーン」を実施、非喫煙率を55・9%まで高めることに成功したと発表した。

同社は安全衛生委員会が中心となり、2018年から社内で毎年、禁煙キャンペーン活動を展開しており、今年が3回目。運行安全管理の徹底や従業員の生活安全向上、物流・運送業界全体が抱えるイメージ変革やサービスの質向上が狙い。

今年は8月21日~9月20日の1カ月間実施。禁煙宣言をした従業員を対象に、禁煙補助薬の支給や達成後の報奨金支給を条件に設定して禁煙をサポート。さらに社内に禁煙宣言パネルを掲示し、継続意思の維持や禁煙仲間同士の助け合いを助長することに努めた。

キャンペーンの効果もあり、従業員の非喫煙率が18年度の35%から19年度は42%、今年はさらに上昇させることに成功した。同社は「今後も継続的に取り組み、非喫煙率100%を目指し、積極的に健康経営を実践する」と強調している。


健康経営優良法人のロゴマーク(以下、いずれも日東物流提供)


社内の禁煙宣言パネル※クリックで拡大

(藤原秀行)

経営/業界動向カテゴリの最新記事