2棟目増築、国際基準に合致したサービス提供へ
三菱倉庫は11月2日、埼玉県三郷市の物流拠点「三郷2号配送センター」で建設を進めていた2期棟が10月末に竣工したと発表した。
同センターの1期棟は首都高の三郷ICに近接したエリアで2013年に医薬品配送の拠点として完成。取扱量が増えているため、増築して対応する。2期棟は地上4階建ての免震構造で、約67億円を投じ、延べ床面積は約2万7700平方メートル。
全室空調、全床防塵仕様を採用するとともに、1階にドックシェルター直結の保冷荷さばき場を設置。国際的な流通の基準となるGDPガイドラインに準拠した高品質な医薬品物流サービスを提供し、差別化の原動力としたい考えだ。
感染した2期棟(三井倉庫ホームページより引用)
(藤原秀行)