SBSHDと政投銀の共同投資ファンドが第1号出資、千葉市の物流企業に2億円

SBSHDと政投銀の共同投資ファンドが第1号出資、千葉市の物流企業に2億円

経営変革後押し、地域のネットワーク支援狙い

SBSホールディングス(HD)と日本政策投資銀行(DBJ)は11月10日、両社が今年3月に共同で組成した全国の中堅・中小物流企業支援のための投資ファンド「日本物流未来投資事業有限責任組合(日本物流未来投資ファンド)」が、千葉市の物流会社「アイアンドアイ千葉中央」に同6日付で出資したと発表した。同ファンドの投資案件としては初めてとなる。

同ファンドは総額40億円でスタート。優良な事業基盤を持っているものの、人手不足や後継者難に直面している地域の運送会社などに出資することで経営変革を後押しし、地域の物流ネットワークを支えるとともに、SBSHDグループのリソース強化につなげるのが狙い。出資額は開示していないが、関係筋によれば2億円でアイアンドアイ千葉中央の全株式を取得したもようだ。

 
 

アイアンドアイ千葉中央は、千葉や東京東部を地盤としてインターネットスーパーの配送やルート便などの軽貨物運送を手掛けている。同社のホームページなどによると、創業は2003年4月(会社設立は05年2月)で、東京や茨城にも営業拠点を置き、年商は約15億円。

SBSHDとDBJがタッグを組んで営業網の拡充や財務基盤強化などを図ると同時に、SBSHDグループと連携して小口配送サービスの品質向上や業務効率化を進める。将来はSBSHDがファンドから株式を取得し、アイアンドアイ千葉中央を子会社とする見通し。

(藤原秀行)

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