日新、日中欧の陸海一貫輸送で新ルートのトライアル実施へ

日新、日中欧の陸海一貫輸送で新ルートのトライアル実施へ

武漢経由で独デュイスブルク到達、リードタイム26日間想定

日新は11月27日、中国の貨物鉄道「中欧班列」を使い、日本を出発して中国経由で欧州に向かう複合輸送サービス「日中欧Sea&Rail一貫輸送サービス」に関し、新たなルートのトライアルを実施すると発表した。

シノトランスジャパンと連携し、日本から武漢を経てドイツに到達するルートを設定。40フィートコンテナ1本を名古屋港から11月27日に出発して中国の武漢港まで海上輸送した後、武漢発ドイツ・デュイスブルク行きの中欧班列で12月23日にデュイスブルクに着く計画。リードタイムは26日間を見込む。

既に運営している中国の厦門経由ルートと併せてルートを設定することで、顧客の多様なニーズに応えられるようにしたい考えだ。


トライアル輸送に投入するコンテナ(日新プレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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