中京圏最大級、22年4月竣工予定
ESRは12月14日、三重県木曽岬町で大規模なマルチテナント型物流施設「ESR弥富木曽岬ディストリビューションセンター(DC)」の工事を開始したと発表した。
地上4階建て、延べ床面積は15万5332平方メートルを計画。中京圏で最大規模となる見込み。総投資額は約270億円の予定。
伊勢湾岸自動車道の弥富木曽岬ICから約11キロメートル、東名阪自動車道の弥富ICから約14キロメートルに位置。名古屋港鍋田埠頭コンテナターミナルまで約13キロメートル、中部国際空港セントレアまで約46キロメートル、名古屋市中心部まで5キロメートルで、東海全域や関西への広域配送拠点として利用できると見込む。
最小区画は約1550坪から利用可能とし、各階で最大5テナント、計20テナントが入居できる設計としている。
ラウンジは岩場をテーマに起伏を付け、窓を大きく取り、周辺の眺望を楽しめる展望台のような空間デザインを採用。岩場に見立てた座席エリアは洞窟のような包み込む形を取り入れ、従業員がリラックスして楽しめる環境にする。天井を高くしてテラスを導入、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえて換気を良くし、屋外で過ごせるようにする。
施設の完成イメージ(以下、いずれもESR提供・クリックで拡大)
(藤原秀行)