事前に動作教える「ティーチング」不要、最適な速度で安定して荷降ろし
MUJINは12月15日、ホームセンター大手のコーナン商事が川崎市に構えている物流拠点「川崎ベイ流通センター」で、MUJINの技術を活用した、異なる種類の商品をパレットから降ろす「混載デパレタイズロボット」の稼働を開始したと発表した。
MUJINの「モーションプランニングAI(人工知能)」を導入することで、ロボットにプログラミングで事前に動作を教える「ティーチング」をせずにロボットをスムーズに動かせるようになる。
混載デパレタイズロボットを使うことで、形や大きさが多様なケースでも最適なスピードで安定して荷降ろしを続けられると見込む。
同センターはラサール不動産投資顧問と三菱地所、NIPPOが共同開発し、2019年に完成した大型物流施設「ロジポート川崎ベイ」内に設けている。
混載デパレタイズロボット(MUJINプレスリリースより引用)
(藤原秀行)