カクヤスグループが乳製品の宅配・販売手掛ける明和物産を買収へ、酒類以外へ配達拡大

カクヤスグループが乳製品の宅配・販売手掛ける明和物産を買収へ、酒類以外へ配達拡大

21年2月、食品や生活用品の取り扱い目指す

「なんでも酒やカクヤス」を展開するカクヤスグループは12月15日、デジタル印刷受託の日本創発グループ傘下で、明治の乳製品などの宅配・販売を手掛ける明和物産(東京都中央区日本橋)を買収すると発表した。2021年2月1日付で全株式を1億9800万円で取得、完全子会社化する。

カクヤスは中核の酒販業で成長を目指すとともに、自社の物流網を活用し、新たなサービスとして酒類以外の配送を手掛ける「配達プラットフォーム企業」になることに強い意欲を示している。明和物産の事業資産を生かし、食品や生活用品などの配達取り扱い拡大を図る。

明和物産は1983年設立。19年12月期の連結売上高は9億円、営業利益は2177万円だった。

(藤原秀行)

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