JリートのGLP、三重・鈴鹿の物流施設で優先交渉権獲得

JリートのGLP、三重・鈴鹿の物流施設で優先交渉権獲得

既存棟1・7万平方メートル、増築棟は21年11月末完成予定

JリートのGLP投資法人の資産運用を担うGLPジャパン・アドバイザーズは12月16日、三重県鈴鹿市の物流施設の取得に関する優先交渉権を取得したと発表した。期限は2025年12月21日まで。

対象物件の所在地や名称などの詳細は開示していないが、既存棟は08年8月に完成し、延べ床面積は1万6799平方メートル。現在増築棟の工事を進めており、延べ床面積は1万3169平方メートルで2021年11月末の完成を見込んでいる。

伊勢鉄道の徳田駅まで約3・8キロメートル、東名阪自動車道の鈴鹿ICまで約 12・5キロメートルのエリアに位置。既存棟は大手事業会社のグループ企業がテナントとして賃貸しており、増築棟も利用することが確定している。

今回の物件はJリートが将来購入することを前提に、私募ファンドなどが一時的に不動産を保有しておく「ブリッジスキーム」を活用。機動的に最適なタイミングで物件の購入を目指す。

(藤原秀行)

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