危険物倉庫と菓子・食品特化センターとして運営へ
日本トランスシティは5月13日、三重と北海道に物流拠点を新設すると発表した。消費財や素材などの取り扱いを伸ばすことを目指す。
三重県木曽岬町では約3万100㎡の敷地内に平屋建ての危険物倉庫を6棟開設する。梱包場や事務所棟、屋外貯蔵所設備も配置し、危険品複合センターとして運営する。
総投資額は約30億円で、今年9月に着工し、竣工は2027年3月の予定。
北海道石狩市では2024年11月に取得した開発用地1万2772㎡に、平屋建ての物流センターを建設する。延床面積は3960㎡で、定温と常温の両機能を備える。菓子・食品に特化したセンターとして展開する。
シャトル式自動倉庫システムなどを採用する予定で、総投資額は用地代を含めて約20億円を計画。竣工は2026年5月を想定している。
施設概要
所在地:三重県桑名郡木曽岬町新輪1丁目3番9
建設用地面積:約30,100㎡(約9,100坪)
構造:鉄骨造 低床式平屋建(耐火建築物)
倉庫延床面積:約990㎡(約300坪)×6棟(常温倉庫)
その他設備:梱包場(約40坪)、事務所棟(約40坪)、屋外貯蔵所設備(約750坪)
業務内容:危険品の荷受、保管、出荷、配送などの物流業務
着工:2025年9月
竣工予定:2027年3月
投資総額(予定):約30億円
所在地:北海道石狩市新港中央2丁目731番地2
建設用地面積:12,772㎡(約3,870坪)
※本センターの建設用地として、2024年11月に取得済み
構造:鉄骨造 高床式平屋建
倉庫延床面積:3,960㎡(約1,200坪)(定温倉庫:900坪、常温倉庫:300坪)
倉庫設備:シャトル式自動倉庫システム、ドックレベラー1基、LED照明
その他設備:木造 平屋建詰所:20坪
業務内容:菓子・食品の荷受、保管、出荷、配送などの物流業務
着工:2025年4月
竣工予定:2026年5月
投資総額:約20億円(土地取得費を含む)
(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用