東南アジアで生産体制強化
レンゴーは12月23日、タイの合弁会社を通じ、ベトナムの段ボール・紙器メーカー、ビエンホア・パッケージングを買収したと発表した。株式の94・11%を取得した。買収額は100億円弱とみられる。
ビエンホアはホーチミン近郊で段ボール工場を2拠点、紙器工場を1拠点展開している。レンゴーは2010年に同じくタイの合弁会社を介して段ボールメーカーのニューアジア・インダストリーをM&Aした。ビエンホアを傘下に収めたことで、レンゴーグループとしての段ボール工場は6拠点、紙器工場は2拠点に増えた。
経済成長が続くベトナムなど東南アジアでは今後も段ボールや紙器の需要が見込めると判断、生産体制を強化する。
(藤原秀行)