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「激変の時代生き抜く『勇往邁進』の姿に期待」

「激変の時代生き抜く『勇往邁進』の姿に期待」

物流関連主要団体・企業の2021年頭所感②(抜粋・要約)

顧客をど真ん中に据えた原点回帰営業目指す

郵船ロジスティクス・神山亨社長

2021年は中長期経営計画“TRANSFORM 2025”の中間フェーズである3カ年計画の2年目に入る。お客様のサプライチェーンをEndtoEndで見て差別化を図っていき、「戦略的パートナー」としてお客様のビジネスに貢献できるよう、基盤強化を行いながら、各事業で取り組みを深化させていく年にしたい。

国際物流総合展2021 第2回 INNOVATION EXPO

航空・海上フォワーディングの注力ポイントは、南アジアから特に欧米向けの徹底的な強化だ。着地側ではローカル部分の販売アプローチにつなげる形が理想だ。コントラクト・ロジスティクス事業では、今後も需要の拡大が見込まれる eコマース関連などの拡販にも注力して取り組んでもらいたい。サプライチェーン・ソリューション事業は今後の成長事業として位置付け、OCM(オリジン・カーゴ・マネジメント)と4PL・LLP ともに着実に取り扱いを増やしていこう。

どの事業にも言える大事なことは「お客様のサプライチェーンの変化に柔軟に対応する」ということ、さらに、「オペレーションの品質向上もしっかり取り組む」ということだ。どちらも必ずお客様からの満足度向上につながる。お客様をど真ん中に据えた原点回帰の営業を目指していこう。

コロナは必ず克服できるはず

センコーグループホールディングス・福田泰久社長

今年は中期経営5カ年計画の最終年度として、引き続き事業拡大や収益力向上に取り組み、売上高7000億円、経常利益280億円の目標を達成したい。その取り組みの中で、グループ全社員のみなさんにお願いしたいことが3点ある。

1点目は「文化・スポーツ活動への取り組み」だ。皆さんが心身ともに健やかな生活を送れるよう、ぜひ、各地域・職場で活発に活動し、参加してコミュニケーションを深めてほしい。

2点目は「積極的な提案と実行」だ。現状に決して満足することなく、いろいろな考えをめぐらせて、実現に向けた積極的な提案と実行をお願いしたい。

国際物流総合展2021 第2回 INNOVATION EXPO

3点目は「基本の再徹底」だ。さまざまな取り組みは仕事の基本がしっかりできていることが大前提だが、基本的な知識不足が散見される。また、その場限りの対応で同様な事柄の再発を招いているケースもあるようだ。全ての判断・行動で基本を再徹底し、逸脱することが発生し得ない仕組みづくりをお願いしたい。

新型コロナ発生から1年になる。私たちは、幾度となくこのような困難を乗り越えてきた。今回も必ず克服できるはずだ。そして単に元に戻るのではなく、取り巻く環境が大きく変わるこのような時こそ、みなさん1人1人が想像力を働かせ、いろいろなことにチャレンジしていこう。

逆境をチャンスと捉え果敢に挑戦

大和ハウス工業・芳井敬一社長

新型コロナウイルス感染症や自然災害など、変化の激しい環境を乗り越えていくため、本年は「どこまでも進んでいく」という意味を持つ「邁」を1文字として掲げ、みんなにお願いしたいことを伝えたい。

これまでの常識やマニュアルが通じない新たな時代を迎えた今こそ、「積極精神」や「行動第一主義」といったわが社の原点に立ち返り、失敗を恐れず、既成概念にとらわれず、新しいことにチャレンジしてほしい。 訪問自粛や非対面といった今までとは違う制約の中にあっても立ち止まらず、顧客に納得いただくための創意工夫を積み重ねることが成長の礎となる。

また、働き方改革の推進も喫緊の課題であり、コロナを受けてわが社ではテレワークや時差勤務を推奨しているが、これを業務の効率化・合理化を進める良い機会としてほしい。より柔軟な働き方を実現し、将来を見据えた働き方改革に努めてほしい。

国際物流総合展2021 第2回 INNOVATION EXPO

本年4月から事業本部制が本格稼働する。機動的な組織運営と、市場ニーズへの柔軟な対応を可能にするため、各事業本部長の下、1人1人が経営意識をもって業務を推し進めてほしい。

本年は業務や組織などさまざまな物の在り方を根本から見直す時代の始まりとなる。この激変の時代を生き抜いていくみなさんの「勇往邁進」(ゆうおうまいしん)する姿を楽しみにしている。健康に十分留意し、この逆境をチャンスと捉えて果敢に挑戦する1年としよう。

「共生(ともいき)」の精神で自己改革を実行

鈴与・鈴木健一郎社長

新型コロナウイルスの影響で、オンラインのコミュニケーションの社会的認知が加速度的に進み、これからはリアルとオンラインのベストミックスを見いだすことが大事になる。コロナ終息後において、こういった変化が元に戻るという甘い認識では、競争優位を失うことになる。鈴与の歴史は変化対応の歴史でもある。われわれは今また大きな時代の変化の節目に立っている。これまでの歴史と同様に鈴与グループの原点である「共生(ともいき)」の精神の下、自己改革を実行し、変化対応をしていこう。

(藤原秀行)

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