「レベル4」実現へ安全運航管理など確立目指す
ドローン(小型無人機)関連事業を手掛けるスタートアップ企業のかもめや(高松市)は1月25日、あいおいニッセイ同和損害保険と資本・業務提携したと発表した。
ドローン物流の早期実現に向け、共同で研究を進める体制を強化。政府が2022年度の実現を目指している、人口が多い市街地上空で操縦者の目が届かない遠距離まで自律飛行する「レベル4」をにらみ、安全なドローン運航管理などの確立を図る。具体的な出資額や出資比率は開示していない。
あいおいニッセイ同和損保はかもめやのドローン飛行データなどを基に、新たな無人飛行ドローン専用の損害保険商品やサービスの開発を念頭に置いている。
かもめやは併せて、日本政策金融公庫から資本性劣後ローンによる資金調達を実施した。こちらも調達規模などの詳細は非開示。
(藤原秀行)※ロゴマークはかもめや提供