鈴与、日野自子会社のNEXT Logistics Japanに出資

鈴与、日野自子会社のNEXT Logistics Japanに出資

幹線輸送効率化に賛同

鈴与は2月1日、日野自動車子会社で幹線輸送サービスを手掛けるNEXT Logistics Japan(NLJ)に出資すると発表した。具体的な出資額や出資比率は開示していない。

鈴与は2000台以上の車両を保有、全国規模で輸配送ネットワークを構築している。北関東~関西にスイッチポイントを設け、トレーラーや車体と荷台を切り離せる「スイッチ輸送」を展開、トラックドライバーの負荷軽減を図っている。

同社はNLJが進めている25メートルフルトレーラーを活用した幹線輸送の効率化・省人化に賛同。将来の自動運転や隊列走行などの実現に協力していく考え。

NLJは2018年設立。日野自動車のほか、トランコムや日本梱包運輸倉庫、旭グループホールディングス、鴻池運輸、ニチレイロジグループ本社、日清食品なども出資している。

NLJは事業開始から1年で運送に係わる人員を46%、CO2排出量を32%それぞれ減らすことに成功したという。


NLJの幹線輸送の流れと将来目指す新たな物流の仕組み(鈴与プレスリリースより引用・クリックで拡大)

(藤原秀行)

経営/業界動向カテゴリの最新記事