新たな行動計画を公表
ダイフクは2月5日、持続可能な社会の実現に向け2050年のあるべき姿を展望した環境負荷軽減の行動計画「ダイフク環境ビジョン2050」を公表した。11年4月に初めて取りまとめた従来の「環境ビジョン2020」を全面的に見直した。
50年に「マテリアル・ハンドリングシステムが環境負荷ゼロで動く世界を目指す」と明示。そのために30年の目標を設定している。
具体的には、「気候変動・エネルギー」の領域で30年に顧客へ納入したシステムのうち環境面から状況改善に貢献したものを売上高比率で70%まで高めることを表明。自社のCO2排出総量を18年度比で25%以上削減することなども打ち出している。
併せて、「資源循環」の領域では新製品のリサイクル可能率90%以上、グローバル生産拠点での資源循環も盛り込んでいる。
(藤原秀行)