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シリウスジャパン、物流ロボットのRaaSプランでウィゴーと初契約を正式発表

シリウスジャパン、物流ロボットのRaaSプランでウィゴーと初契約を正式発表

30台導入、EC・店舗向けピッキングに投入予定

中国系のロボットメーカー、シリウスロボティクスの日本法人シリウスジャパン(東京都昭島市)は2月22日、今年1月に発表した月額料金で物流現場向けAMR(自律走行ロボット)を利用できるサービス「RaaS(Robot as a Service)」に関し、カジュアル衣料のウィゴー(WEGO、東京都渋谷区恵比寿南)と契約を結んだと正式発表した。

ウィゴーが大阪府貝塚市で構えている倉庫に30台を導入、EC向けや店舗向け商品のピッキング作業に投入し、業務効率化を図る計画。シリウスのRaaSを日本で導入するのはウィゴーが初めて。


シリウスのAMR(同社提供)

シリウスのロボットはAI(人工知能)を活用し、庫内でピッキングする商品が収められている棚の場所へ最短距離で自律移動する。追随するスタッフがロボットのタブレット端末に表示された指示通り商品を取り出してロボットのコンテナに収めると、次のピッキング対象商品の棚に再び誘導する。

シリウスは倉庫に配置されたばかりで作業に慣れていない人でもAMRと協働すればすぐにピッキング業務をこなせるようになり、物流現場の生産性向上や省人化につながると見込む。中堅・中小企業でも使いやすくなるよう、導入の際にセンター内のレイアウトを大きく変えずに済むようにし、利用のハードルを下げている。

楽天向けの物流を手掛ける関通のセンターで2020年に本格採用され、1日の出荷量が倍増するなどの効果を挙げているという。三菱商事が同じく展開しているRaaSサービス「Roboware(ロボウェア)」で取り扱っているロボットのラインアップにも加わっている。

RaaSはシリウス日本法人とECを手掛ける中小事業者や個人事業主の物流業務支援を担っているスタートアップ企業のKEYCREW(キークルー、東京都渋谷区神宮前)が合弁で立ち上げた企業「ROBOCREW(ロボクルー)」が実際の運用などを担当している。

ロボクルーはウィゴーへの納入に続き、他のEC事業者らにも積極的に採用を働き掛けていく構えで、当面は1000台の貸し出し実績を目指す。

(藤原秀行)

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