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双日、北米で貨車リース会社を買収

双日、北米で貨車リース会社を買収

コロナ禍でも需要底堅く、事業基盤強化狙う

双日は3月10日、米国の子会社を通じ、北米で貨車のリースを手掛けるサウスウェストレイル(SRI、テキサス州)の株式を100%取得、買収したと発表した。取得額など取引の詳細は開示していない。

SRIは1998年創業。タンク車やホッパー車を中心に4000両超の貨車を取り扱い、リース中の貨車のメンテナンスを含む貨車管理サービスの提供を強みにしている。

北米は世界最大級の貨物鉄道市場で、新型コロナウイルスの感染拡大下でも需要は底堅く、双日は今後も鉄道貨物市場と貨車リース市場の拡大が中長期的に見込まれると判断。SRI買収で事業体制を強化する。

SRIの取り扱う貨物はLPG(液化石油ガス)、アスファルト、化学品、肥料など多岐にわたり、テキサス州の周辺に加えて米国の北部から中西部・東部を含む多くの州をカバーしている上にカナダでも顧客を持つなど、着実に事業成長を続けている。

双日は北米鉄道事業を注力分野の一つに位置付け、2020年3月には鉄道車両(貨車・客車・機関車)の総合メンテナンス事業を展開しているカナダのキャドレイルウェイを連結子会社化した。双日グループの顧客ネットワークを活用したSRIの新規顧客開拓、保有貨車数の拡充を推進、北米鉄道事業の規模拡大や脱炭素社会実現への貢献を目指す。


SRIが保有しているタンク車(双日提供)

(藤原秀行)

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