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パナソニックが業務効率化支援ソフト大手の米ブルーヨンダー買収を正式発表★差し替え

パナソニックが業務効率化支援ソフト大手の米ブルーヨンダー買収を正式発表★差し替え

総額7600億円、企業向けソリューション強化しサプライチェーン変革の需要取り込み図る

※速報の内容を差し替えました

パナソニックは4月23日、製造業や流通業の業務効率化支援ソフトウエア大手の米ブルーヨンダー(旧JDAソフトウエア)を買収すると正式発表した。

パナソニックは既にブルーヨンダー株式の20%を保有しており、残る全株も取得することで複数の投資ファンドと最終合意に達した。有利子負債返済を含めた買収総額は71億ドル(約7600億円)の予定。米規制当局などの承認を得た上で2021年度の第3四半期までに取引の完了を目指す。

パナソニックとブルーヨンダーは19年、工場や物流施設、店舗などの業務効率化ソリューションを拡販するため、日本で合弁会社を設立。20年にはパナソニックがブルーヨンダー株の20%を約860億円で取得するなど、協力関係にある。

ブルーヨンダーが強みとするAI(人工知能)による商品の需要予測などのソフトウエアと、パナソニックが得意とする監視カメラやセンサーといった産業現場向け先端技術を組み合わせ、より精緻な在庫管理などを実現。パナソニックが「現場プロセス事業」と呼ぶ企業向けの各種ソリューションサービスを強化し、サプライチェーン効率化・高度化の需要を着実に取り込んでいきたい考えだ。

パナソニックの楠見雄規CEO(最高経営責任者)は「サプライチェーンを構成する現場におけるロスや滞留の徹底的な削減を通じて、現場を抱えるお客様の経営改革に貢献し、さらには限りある地球資源を大切に使うことで、環境課題解決に貢献するとともに現場で働く方々にはゆとりある働き方もお届けする。ブルーヨンダーとパナソニックの力を組み合わせることによって、世界のサプライチェーンに革命を起こすことができると信じている」とコメント。

ブルーヨンダーのギリッシュ・リッシCEOは「人々の暮らしや社会に必要不可欠な、基本的なニーズを充足することがこれまで以上に重要になっている“エッセンシャル”な時代において、“エッセンシャル”(必要不可欠)なプラットフォームの提供者として、私たちはお客様の潜在能力を引き出し、可能性を実現するために絶え間なく努力していく」との談話を出した。

ブルーヨンダーの19年度の売上高は約10億ドル(約1090億円)で、米ウォルマートや英ユニリーバなど約3000社を顧客に抱えている。

(藤原秀行)

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