飛行試験場や部品の評価試験施設など想定
「空飛ぶクルマ」やドローン(無人飛行機)の開発を手掛けるSkyDriveは5月10日、自動車部品梱包や貨物輸送などの物流、建設、住宅関連事業を手掛ける三栄工業(愛知県豊田市)と連携し、空飛ぶクルマの早期実用化に向け、飛行試験場など関連施設・設備の共同開発を進めることで合意したと発表した。
三栄工業は既に、SkyDrive向けに空飛ぶクルマの運搬器具や屋内飛行試験場を提供してきた。今後も飛行試験場、部品の評価試験施設、将来の販売を見越した輸送方法などについて、両社が協力して開発を目指す。
SkyDrive製「空飛ぶクルマ」の前で握手する三栄工業・神谷光典社長(左)とSkyDrive・福澤知浩CEO(最高経営責任者)(両社提供)
(藤原秀行)