SGホールディングス、栗和田会長が社長兼務へ★続報

SGホールディングス、栗和田会長が社長兼務へ★続報

荒木氏は名誉相談役に、6月25日付

速報に栗和田氏のコメントや経歴などを追加しました

SGホールディングス(HD)は5月20日、栗和田榮一会長(74)が社長を兼務する人事を発表した。荒木秀夫社長(65)は名誉相談役となる。荒木氏自身から退任の申し出があったという。

併せて、松本秀一取締役(54)が代表取締役に就任する。いずれも6月25日開催の定時株主総会とその後の取締役会で正式決定する。

栗和田氏は今回の人事に関し「新型コロナウイルスウィルス感染症拡大を端緒にニューノーマル時代へと突入した。今後の経済環境は依然先行き不透明な状況が続き、今までの成功体験はこれまで以上に通用しなくなっていく。このような環境の中、当グループは変化に対応し、さらに成長できるように事業および組織力の強化に取り組む」とのコメントを発表した。

荒木氏は「従業員の協力の下、新たな収益機会の創出、経営効率の改善など事業成長において、一定の成果を残すことができた。思い描いていた成長戦略の実現は概ね目途が立ったとの思いから、経営の一線から退き、今後は名誉相談役としてSGHDグループの事業に、必要に応じてアドバイスを行っていきたい」との談話を出した。

栗和田氏は1977年東京佐川急便(現佐川急便)に入社、92年5月に佐川急便社長、2022年会長、06年3月にSGHD社長となり、同年6月に会長と社長を兼務した。15年3月からはSGHD会長に専念しており、約6年ぶりの社長復帰となる。


栗和田氏(以下、いずれもSGHD提供)


松本氏

(藤原秀行)

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