海事産業の脱炭素化と国際競争力強化を支援
川崎重工業とジャパンエンジンコーポレーション、ヤンマーパワーテクノロジーの3社は5月24日、世界に先駆けた船用の水素燃料エンジン開発に向け、新会社「HyEng(ハイエンジ)」を共同設立することで基本合意したと発表した。
設置時期や資本金などの詳細は開示していない。
3社は今年4月、純国産エンジンメーカーとして技術を結集するコンソーシアム(共同事業体)を結成し、外航・内航の大型船向けに船用水素燃料エンジンを共同で開発する方針を公表していた。新会社を軸にして開発を加速し、日本の海事産業の脱炭素化と国際競争力強化を支援するのが狙い。
(藤原秀行)