鴻池運輸、バングラデシュで衣料品検品など手掛ける合弁会社の開業式典

鴻池運輸、バングラデシュで衣料品検品など手掛ける合弁会社の開業式典

工場出荷~納品までの一貫サービス提供

鴻池運輸は3月10日、バングラデシュの現地法人が、衣料品検品を手掛ける桑原(愛知県一宮市)や同国企業と合同で出資した「インレックスバングラデシュ(仮称)」の開業式典を2月27日に同国のダッカで開催したと発表した。

インレックスは桑原と同国企業が合弁で設立した「PQCクワハラリペアセンター」に鴻池運輸が出資、社名を変更して新たに業務を本格的に展開する。

バングラデシュは日本向け縫製品製造工場が集積しているが、製造品質にばらつきがあり、輸出前の検品が不可欠となっている。バングラデシュで10年以上物流事業を手掛ける鴻池運輸と衣料品の修正・加工技術で定評がある桑原が連携し、工場出荷から納品まで一貫して手掛ける高品質な物流サービスを展開。日本企業の需要獲得を図る。

鴻池運輸と桑原は2013年11月に業務提携し、国内外で協力関係を構築。鴻池運輸の衣料品に特化した多機能型倉庫の厚木流通センター(神奈川県厚木市)で衣料品や雑貨の検品から修整までの一括対応サービスなどの成果を挙げてきている。


現地で開催した開業記念式典(鴻池運輸提供)

(藤原秀行)

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