大和物流、滋賀・湖南で5倍に拡張のセンター建て替え工事が完成

大和物流、滋賀・湖南で5倍に拡張のセンター建て替え工事が完成

1・5万平方メートル、低床式バースで重量物取扱いやすく

大和物流は5月31日、滋賀県湖南市で進めていた「滋賀物流センター」の建て替え工事が同日完了したと発表した。

2003年5月に開設した旧センターの本棟を平屋建てから地上3階建てに変更し、延べ床面積は以前の約5倍の1万5356平方メートルに拡張した。6月1日に稼働を開始する。

トラックバースは低床式を導入し、建材や電気機械など重量物を取り扱いやすい仕様に修正。庫内には貨物用エレベーター1基と垂直搬送機1基をそれぞれ設けている。

さらに、奥行き10メートルのひさしを取り付け、天候に左右されず荷役作業を進められるようにしている。

名神高速道路の竜王ICから約10キロメートル、栗東湖南ICから約11キロメートル。県内最大級の工業団地に隣接し、製造業向けの物流拠点としても強みを持つ。


新センターの外観(大和物流提供)

(藤原秀行)

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