東京・八丁堀のロボットコンビニに設置、脚立使用による転倒事故リスク低減や作業効率化を期待
住宅関連部材や現場作業負荷を軽減するアシストスーツの製造などを手掛けるダイドー(大阪府河内長野市)は6月10日、ロボットセキュリティポリス(東京都港区赤坂)が運営している無人のロボットコンビニ「ロボットマート八丁堀店」(東京都中央区八丁堀)で、店舗什器の上部に設置して陳列スペースを増やしたり楽に下ろしたりすることが可能な新製品「昇降物品棚」を設置、公開を始めたと発表した。
小売店舗で広く使われているスリット柱の店舗什器に引っ掛ける形で設置、デッドスペースになりがちな上部空間をストック置き場や陳列スペースとして活用できるようにする仕組み。
ダイドーは軽い力で下の段の商品と干渉させることなく、高い棚の商品を目線の高さまで下ろしてくることが可能。脚立使用による転倒事故リスクの低減や作業の効率化、陳列スペース拡大による売り上げアップを期待できるとみている。
設置・利用イメージ
昇降物品棚(いずれもダイドー提供)
(藤原秀行)