先進機器積極導入、ハードとソフト融合の「モデル倉庫」目指す
日本通運は6月14日、中国の現地法人「日通国際物流(中国)有限公司」が、長江デルタ地域の嘉善・杭州・常熟3カ所で物流拠点を新設、サービスを開始したと発表した。
上海市・江蘇省・浙江省の長江下流域16市から成る長江デルタ地域は、中国の国家戦略の下、一体的な経済発展を目指しており、電機・電子や自動車、設備関連など多様な産業の他、地域消費に対応した内需関連産業の小売・衣料関連企業も多く立地している。
中国日通は同地域を「面」として捉え、嘉善・杭州・常熟の3か所に拠点を構えることで自動車パーツや一般消費材の取り扱いに加え、医療機器のカバーも視野に入れ各拠点の作業品質を統一、高品質なロジスティクスサービスを展開する計画だ。
今後、自動搬送機器などの先端技術を積極的に導入し省人化を図るとともに、ハンドリング技術・安全性の向上を目指しフォークリフト研修センターを設置するなど、ハードとソフトが融合された中国におけるモデル倉庫の確立を目指す。
嘉善 LOGISTICS CENTER
契約面積 4,699.43m2 (保管面積:3,744m2)
平屋構造、ドックレベラー4 基
杭州 LOGISTICS CENTER
契約面積 1,550m2 (保管面積:1,300m2)
多層1F、高床プラットフォーム
常熟 LOGISTICS CENTER
契約面積 6,458m2 (保管面積 6,158.5m2)
多層 1F(2区画)、トラックドッグ
(画像はプレスリリースより引用)
(ロジビズ・オンライン編集部)