「ブリッジスキーム」活用、最適なタイミングで取得目指す
JリートのGLP投資法人の資産運用を担うGLPジャパン・アドバイザーズは6月21日、物件供給スポンサーの日本GLPが開発した物流施設4件(一部開発中含む)の取得に関する優先交渉権を取得したと発表した。
対象は「GLP常総」「GLP北本」「GLP野洲」「GLP尼崎Ⅲ」。Jリートが将来購入することを前提に、私募ファンドなどが一時的に不動産を保有しておく「ブリッジスキーム」を活用している。機動的に最適なタイミングで物件の購入を目指す。一時的な不動産保有は合同会社2社が担っている。
4件の概要は以下の通り。
「GLP常総」(茨城県常総市)
2021年7月完成予定、延べ床面積6万1478平方メートル
「GLP北本」(埼玉県北本市)
21年6月完成、5万488平方メートル
「GLP野洲」(滋賀県野洲市)
21年3月完成、2万350平方メートル
「GLP尼崎Ⅲ」(兵庫県尼崎市)
21年5月完成、1万7256平方メートル
「GLP常総」の完成イメージ(日本GLP提供)
(藤原秀行)