5・7万平方メートル、優良案件への投資継続
日本生命保険は6月23日、大阪府枚方市のマルチテナント型物流施設「枚方Ⅱロジスティクスセンター」を取得したと発表した。
当該施設は地上4階建て、延べ床面積は5万7294平方メートル。2020年1月に竣工した。日本生命は取得額などの詳細を開示していないが、オリックス不動産が開発した施設。
第二京阪道路の枚方東ICから3・8キロメートルで国道1号線に面しており、大阪~京都間のアクセスに強みを持つ。23年には新名神高速道路の城陽JCT~大津JCT(仮称)間と八幡京田辺JCT~高槻JCT間が開通予定のため、中部地方や中国地方へのアクセス向上が期待されている。
日本生命は今後も大規模物流施設の需要が期待できるとみて、首都圏や関西圏で投資を活発化。三菱地所と神奈川県相模原市で17・3万平方メートルの物流施設を共同開発するプロジェクトを打ち出している。
不動産投資の経験を生かし、自前での開発に加え、優良な既存施設の取得も引き続き視野に入れている。
「枚方Ⅱロジスティクスセンター」の外観
所在地(いずれも日本生命保険プレスリリースより引用)
(藤原秀行)