「飲酒運転根絶へ対策を徹底」と表明
政府は6月30日、千葉県八街市で集団下校中の小学生の列にトラックが突っ込み、5人が死傷した事故が起きたのを受け、首相官邸で交通安全対策の関係閣僚会議を開催した。
菅義偉首相はトラックを運転していたドライバーの男が事故前に飲酒していた疑いがあることに触れ、飲酒運転の根絶に向け対策を徹底する考えを強調。「これまでに取りまとめた、子供や高齢運転者の交通安全のための緊急対策は、今回の事故の発生を受け、速やかに検証を行う」と述べ、通学路の安全性の総点検を進めるよう指示した。
菅首相は「今回のような大変痛ましい事故が、いまだ後を絶たない。必要な捜査と原因究明を直ちに行い、関係する事業者に対して、安全管理を徹底していく」と強調した。
関係閣僚会議で発言する菅首相(首相官邸ホームページより引用)
(藤原秀行)