飛行禁止空域を地図で確認可能、気象情報なども提供
日本UAS産業振興協議会(JUIDA)とブルーイノベーション、損害保険ジャパン日本興亜は12月5日、ドローン(小型無人機)の飛行支援と損害保険をセットにしたサービス「SORAPASS care(ソラパスケア)」を発売したと発表した。PCとスマートフォン両方に対応している。
JUIDAとブルーイノベーションは2016年、ドローンの飛行禁止空域や気象情報などの各種情報を取り扱い、国への飛行申請作成もサポートする地図サービス「SORAPASS」の提供を開始。ドローンの利用が広がっていることから、損害保険も組み合わせ、より安心して機体を飛ばせる環境づくりへの貢献を図る。料金は保険料込みで年間5000円。
保険は業務用、ホビー用のいずれもカバーし、サービスを申し込むと自動的に付帯される。サービスユーザーが他人にけがを負わせたり、建物を壊したりして法律上の賠償責任を負った場合、1億円を限度額として保険金を支払う。
スマホのアプリを使うと、自分が飛ばそうと考えているルートを他の利用者に周知したり、他のユーザーが計画している飛行の詳細を確認したりできる。PCサイト、スマホアプリのいずれからも、飛行禁止エリアに加え、石油コンビナートなど飛行危険地域も地図上で確認できる。
(藤原秀行)
スマホアプリの画面イメージ(JUIDAなど提供)