クレーン設置し作業効率向上、貸し出しも展開
非鉄金属卸の久野産業は7月20日、岩手県一関市に新倉庫を立ち上げ、7月21日に業務を開始すると発表した。併せて、重量物や長尺物対応の貸し倉庫業務も開始する。
同社が従来、商圏としてきた関西、関東エリアに加え、東北エリアで業績を飛躍的に伸ばすことが喫緊の課題となる中、これまで借りていた外部倉庫では在庫量の増加に伴って手狭になっていた上、クレーンを設置できないため作業効率を高めるのが難しかった。課題解決に向け、新倉庫開発に踏み切った。
新倉庫は約1671平方メートルの敷地に延べ床面積が約699平方メートル、天井には2・8トンのクレーンを設置。建築面積650平方メートルのうち自社で使う400平方メートル以外は、250平方メートルを貸倉庫として外部に貸し出す。東北エリアではクレーン機能や重量の重い物、長尺物などを扱える貸倉庫が希少のため、ニーズが見込めるとみている。
当該倉庫は国道346号沿いで、JR一ノ関駅まで車で10分、東北自動車道の一関ICから15分の立地。
(画像はプレスリリースより引用)
(ロジビズ・オンライン編集部)