工場構内搬送以外の用途確立目指す
ヤマハ発動機と自動運転技術開発を手掛けるスタートアップ企業のティアフォー(名古屋市)が共同で設立したeve autonomy(イヴオートノミー、静岡県袋井市)は7月21日、自動運転の新たな活用方法を探るトライアルプラン「eve autonomy ONE」の提供を開始すると発表した。
従来は工場の構内で部品などの搬送に自動運転システムを投入、実証実験を重ねてきた。トライアルプランは工場以外の新たな用途の確立を目指し、協力可能な企業などを募集している。公道以外の箇所で1日実証実験することを想定している。
自動運転はヤマハ発動機が開発した新型電動車と、ティアフォーが手掛けている自動運転技術を組み合わせて実施している。トライアル参加に際しては、2日間程度の調整走行が必要と見込む。
自動運転ソリューションのイメージ(eve autonomyプレスリリースより引用)
(藤原秀行)