合同会社に出資、23年初頭の竣工見込む
霞ヶ関キャピタルは8月13日、埼玉県ふじみ野市で進めている物流施設開発に関し、芙蓉総合リースとNECキャピタルソリューションが参画していると発表した。
3社と国内投資家1社の計4社で合同会社を組成。霞ヶ関キャピタルが開発用地9124平方メートルを合同会社に売却した。売却額は開示していないが、同社は「適時開示基準である当社の直前連結会計年度(2020年8月期)における売上高の10%に相当する額以上」と説明しており、8億円以上とみられる。
霞ヶ関キャピタルは併せて、今回の開発プロジェクトのアセットマネジメント業務を受託したことも発表した。業務の一部は東急不動産キャピタル・マネジメントに再委託した。
ふじみ野の開発案件は延べ床面積1万4500平方メートルで、霞ヶ関キャピタルの自社開発物流施設ブランド「LOGIFALG(ロジフラッグ)」を冠し、2023年初頭の竣工を見込んでいる。
(藤原秀行)※ロゴマークは霞ヶ関キャピタル提供