東南アジアの事業基盤強化
レンゴーは8月20日、タイの合弁会社タイ・コンテナーズ・グループ(TCG)が、インドネシアの段ボールメーカー、インタンとバハナ、ラピパックのグループ3社それぞれの株式の75%を、子会社のTCGソリューションズを通じて取得、買収したと発表した。
インタングループは、ジャワ島東部のスラバヤ市近郊、中部のスマラン市近郊、西部のジャカルタ市近郊およびスラウェシ島北部の4拠点で段ボール工場を運営している。
レンゴーはインドネシアで食品大手インドフードとの合弁企業スリヤ・レンゴー・コンテナーズの保有する段ボール工場4拠点、TCGを通じて段ボール工場3拠点をそれぞれ展開中。今回の買収で段ボール工場11拠点の体制に拡大する。
同国をはじめ東南アジアにおける事業は「ゼネラル・パッケージング・インダストリー(GPI)」を掲げ、グローバルな展開を目指すレンゴーグループの重要な戦略事業と位置付けている。今後も事業基盤の強化を図る。
(藤原秀行)