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トヨタ・豊田社長、選手村の接触事故で「多くの方にご心配お掛けして大変申し訳ない」と謝罪

トヨタ・豊田社長、選手村の接触事故で「多くの方にご心配お掛けして大変申し訳ない」と謝罪

自社サイトのライブ中継で経緯説明

トヨタ自動車の豊田章男社長は8月27日、東京オリンピック・パラリンピック選手村で、敷地内を巡回していた同社開発の自動運転EV(電気自動車)「e-Palette」(eパレット)バスが、横断歩道を渡っていたパラリンピックの柔道男子81キロ級代表の北薗新光選手と接触した事故を受け、自社のウェブサイトで公開しているオンラインのライブ中継「トヨタイムズ」で経緯を報告した。

豊田社長は冒頭、「多くの方にご心配をお掛けしてしまい、大変申し訳ない」と謝罪。現時点で把握している事故当時の状況として、eパレットがT字路を右折する際、横断歩道の手前でいったん停止し、同乗しているオペレーターが安全確認して手動操作で発進し自動運転に再び切り替わった直後、歩行中の北園選手と接触したとみられることを説明した。北園選手はその後、自分で歩いて現場を離れたという。

併せて、事故当時のeパレットは時速1~2キロメートル程度だったとの見方を示した。現場には誘導員も配置されていた。

豊田社長は「パラリンピックという特殊環境の中で、目が見えない方がおられれば体が不自由な方もおられる。そこまでの環境に対応できなかったということは言えるんじゃないか」と語った。

eパレットは現在、選手村内での運行を全面的に停止している。豊田社長は運行再開について「われわれが復旧のめどを言う立場にない。当局やオリンピック・パラリンピック組織委員会が検討中なので、ご判断を待っている段階」と強調。運行を再開した場合の再発防止策として、走行中に出す接近音の音量を大きくしたり、誘導員と連携を強化したりすることなどを検討する考えを示した。


トヨタイムズで事故の経緯を説明する豊田社長(画面をキャプチャー)

(藤原秀行)

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