まず岡山と香川の2店舗。風邪薬など取り扱い
ローソンは8月30日、岡山県と香川県の2店舗で、料理宅配大手ウーバーイーツジャパンの宅配サービス「ウーバーイーツ」で医師の処方がなくても薬局やドラッグストアで買える「OTC医薬品」の取り扱いを9月1日に始めると発表した。中四国エリアでは初めてとなる。
風邪薬や目薬、胃腸薬など第2類医薬品と第3類医薬品の52種類が対象。専用アプリから取り扱い店舗、希望の医薬品を選択すると、必要な説明事項が表示され、確認ボタンをタッチすることで注文が可能になる。店舗では医薬品のみ別の袋に入れ、登録販売者が確認の上配達員に渡す。店舗の医薬品販売時間内での取り扱いとなる。
同社は2009年ごろから地域の調剤薬局との連携や登録販売者の育成などの取り組みを進めて医薬品の取り扱い店舗を拡大。今年7月末時点で253店舗に上る。中四国エリアでのスタートにより、ウーバーイーツでOTC医薬品を配達する店舗は43となる。
(藤原秀行)※写真はウーバーイーツジャパンプレスリリースより引用