地盤改良の施工期間見直しなど影響
センコーグループホールディングス(GHD)は9月16日、愛知県弥富市で開発を進めている新たな物流拠点「湾岸弥富PDセンター」に関し、開設予定時期が当初の2022年4月から23年3月にずれ込むとの見通しを表した。
同社は理由について、地盤改良工事の施工期間を見直すことなどを挙げている。
また、岐阜県羽島市の新拠点「岐阜羽島PDセンター」で日本ユニシスや新電力の新電力のエフビットコミュニケーションズ(京都市)と組んで実施する太陽光発電事業に関し、開始が10月20日になるとの予定を公表した。
同拠点の屋根にエフビットが京セラ製の太陽光発電設備を導入するとともに日本ユニシスが余剰電力量の予測システムなどを設置。生み出した電力はセンコーが購入するほか、余剰分は外部に売電し、エフビットが利益を得る「PPAモデル」を展開する。
「湾岸弥富PDセンター」の完成イメージ(センコー提供)
(藤原秀行)