温室効果ガス排出削減へ貢献目指す
川崎汽船は9月21日、LNG(液化天然ガス)を燃料とする自動車専用船8隻を新たに発注したと発表した。
日本シップヤード、来島どっく、中国の招商局南京金陵船舶の3社にそれぞれ積載台数7000台規模の運搬船を2隻ずつ発注。2023~25年度にかけて順次調達する。残る2隻は船主からチャーターする予定。
LNG燃料船は従来の重油に比べ、CO2の排出量を25~30%、硫黄酸化物(SOx)をほぼ100%削減することが可能。LNG燃料船を増やし、海運領域の温室効果ガス排出削減への貢献を目指す。
(藤原秀行)