CRE、大阪・枚方で4・6万平方メートルの物流施設着工

CRE、大阪・枚方で4・6万平方メートルの物流施設着工

100%グリーン電力に、23年1月下旬竣工見込む

シーアールイー(CRE)は10月1日、大阪府枚方市で新たな物流施設「ロジスクエア枚方」に着工したと発表した。9月28日に現地で地鎮祭を開いた。

鉄骨造で地上4階建て、延べ床面積は4万5841平方メートルを計画。2023年1月下旬の竣工を見込む。

24時間操業可能な工業専用地域に立地。西側の国道1号線から約1・5キロメートル、東側の第二京阪道路(国道1号線バイパス)交野北ICから3・0キロメートル、枚方学研ICから約4・1キロメートルに位置し、主要な幹線道路へのアクセスに強みを持つ。

第二京阪道路経由で近畿自動車道、中国自動車道、阪神高速道路を使うことにより、西日本の広域をカバーできるとみている。23年度には第二京阪道路と新名神高速道路が接続予定で、交通利便性の向上が期待される。JR 学研都市線の津田駅より約2・3キロメートル、京阪交野線の郡津駅から約2・4キロメートル。

大型トラックが直接2階へ乗り入れ可能な車路スロープを設け、トラックバースは1階で22台、2階で26台、計48台の同時接車を可能にする。1階トラックヤードの5台分の待機スペースと合わせて、効率的なオペレーションを実現する。最大4テナントへの分割賃貸に対応できる設計とする。

将来のオペレーション変更に対応できるよう、垂直搬送機3基(いずれも1~4 階で利用可)やドッグレベラーの増設を可能とする構造、庫内空調設備設置の際の配管ルートや室外機置場・キュービクル増設スペースなどの確保、事務所スペースの増床を想定した法的な対応といった入居テナントの将来ニーズにも一定の対応ができる仕様にする予定。施設の使用電力は100%グリーン電力とする構想。


「ロジスクエア枚方」の完成イメージ(CRE提供)

(藤原秀行)

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