運用ノウハウ学べる「教習所」も神奈川・相模原に開設、導入のハードル下げる狙い
ギークプラスは10月7日、初期費用ゼロで作業数量に応じて物流ロボットの利用料金を支払う「ロボット従量課金サービス」の提供を2022年4月1日に始めると発表した。
作業数量に応じた課金システムで、従来の購入と比較して、取扱商品や作業数量の変更など、物流倉庫内の環境変化へ柔軟に対応できるのが特徴。併せて、実務・座学の両面からロボットの運用ノウハウが学べるロボット教習所「DOJO」も同時にスタ-トする。
2つのサービスを合わせて提供し、物流ロボットを導入する上で大きなハードルだった投資リスクとロボットを使いこなせるかどうかという不安をいずれも解消できると見込む。サービスの詳細は10月13~15日に開催の「国際物流総合展2021」で公表する。
ロボット教習所は神奈川県相模原市の物流施設内に「相模原DOJO」を設置。22年4月に教習生の受け入れを開始する予定。今年12月から先行して、DOJO用の貨物募集を始める。
「DOJO」のロゴマーク(ギークプラス提供)
(藤原秀行)