マグニチュード6・1
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10月7日午後10時41分ごろ、千葉県北西部を震源とする強い地震が起きた。気象庁などによると、東京や埼玉で最大震度5強を観測した。震源の深さは約80キロメートル、マグニチュード(M)は6・1と推定されている。この地震による津波の心配はないという。
震度5強を観測したのは東京都足立区、埼玉県川口市、宮代町。
同日夜時点で、線路に異常がないか確認するため、首都圏の山手線などJR各線が運転を見合わせている。首都圏の一部地域で停電が発生しているもよう。
岸田文雄首相は同日午後11時過ぎ、首相官邸で記者団に対し、官邸に対策室を立ち上げるとともに、実態把握、自治体と協力しながら政府一体となった被災者救助、国民への的確な情報提供、被害の拡大防止の4点を関係省庁に指示したことを明らかにした。被害の有無については確認中と説明した。
同日午後11時半から首相官邸で記者会見した松野博一官房長官は「関東地域を中心に110番、119番通報が多数寄せられており、人的被害、住宅への被害など被害情報の収集、把握に全力で当たっている」と説明した。
(藤原秀行)