10月18日午後に会議開催へ、官房長官や国交相ら出席見通し
岸田文雄首相は10月18日、首相官邸で記者団に対し、原油価格の高騰を受け、関係閣僚に具体的な対策を検討するよう指示したことを明らかにした。
岸田首相は、ガソリンの価格が7年ぶりの高水準に達していることに言及。松野博一官房長官と山際大志郎経済再生担当相、萩生田光一経済産業相、斉藤鉄夫国土交通相、金子原二郎農林水産相に対し、関係業界が受けている影響と必要な対応を検討するよう求めたと説明した。
松野官房長官らは同日午後、実態の把握と対策を協議する関係閣僚会議を開く予定。国際エネルギー機関(IEA)などと連携して産油国に原油を増産するよう働き掛けていくことなどを議論するとみられる。
(藤原秀行)