トランクルーム「収納ビット」のアンビシャス、新たに自宅などへの荷物搬出・配送の取り扱い開始

トランクルーム「収納ビット」のアンビシャス、新たに自宅などへの荷物搬出・配送の取り扱い開始

1回当たり7700円から対応、利用開始のハードル下げる狙い

トランクルーム「収納ピット」を展開するアンビシャス (大阪市中央区)は10月21日、今年1月から利用者に提供している「お荷物運搬サービス」を同日リニューアルしたと発表した。

これまでの自宅・職場などからトランクルームへの荷物運搬に加え、新たにトランクルームから自宅・職場などへの荷物搬出・配送も取り扱いを開始した。利用期間も従来は収納ピット新規契約時のみだったが、契約期間中は回数制限なく利用できるよう変更した。

運搬は同社が提携している運送事業者が担う。対応エリアは日本全国で、運送会社への取次ぎ料金2200円(税込)と、5500円(同)からの代行料金を設定している。

同社は今回のリニューアルで日本初の「いつでもオンラインで荷物の出し入れを申し込めるトランクルーム」になったと説明している。

新型コロナウイルスの感染拡大などでトランクルームの需要が高まっているが、高齢者やマイカーを持たない人らにとっては荷物の運搬と出し入れが大きな負担になりがちなのが課題。同社はサービスをリニューアルし、利用開始のハードルを下げたい考えだ。

同社は2006年に関西で「収納ピット」の展開を開始。19年には管理部屋数が1万を達成し、関東にも進出している。


(アンビシャス提供)

(藤原秀行)

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