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オーケー、スキャンディットの高性能スキャン技術生かしたスマホ向けピッキングアプリをネットスーパー業務に導入

オーケー、スキャンディットの高性能スキャン技術生かしたスマホ向けピッキングアプリをネットスーパー業務に導入

作業ミスがほぼゼロに

バーコードなどの高速・高精度読み取り技術を手掛けるスイスのスタートアップ企業Scandit(スキャンディット)の日本法人は10月27日、関東を地盤にディスカウントスーパーを展開するオーケーが10月にオープンしたインターネットスーパーのピッキング業務効率化に向け、スマートフォンやウェアラブルデバイスなどカメラが付いているデバイスを高性能のバーコードスキャナーとして使えるようにする「Scandit Barcode Scanner SDK」と複数のバーコードを一括して読み取ることが可能な「MatrixScan AR」の両機能を搭載したスマートフォン用ピッキングアプリを導入したと発表した。

スキャンディットの技術はスマートフォンやウェアラブルデバイスなどカメラが付いているデバイスを活用し、複数のバーコードを同時に読み取ったり、暗い室内に置かれたラベルや破損したバーコードも正確にスキャンしたりできるのが特徴。

両社は今年2月、「Scandit Barcode Scanner SDK」と「MatrixScan AR」の両機能を搭載したスマートフォンをオーケーの全店舗に配布、店舗スタッフの負荷軽減とオペレーションの高度化に向けて協業していく方針を発表した。今回はその具体的な取り組みの第1弾となる。

ネットスーパーの運用設計段階では紙のリストを使ったピッキングを予定していたが、実証実験の結果、商品の目視確認ではワインや乳製品などパッケージが似ている物はピッキングに時間を要し、ミスも起こりやすいことが判明。バーコードなどをスキャンする必要性を痛感したため、複数のバーコードリーダーを比較検討した結果、読み取りの速さと精度の高さでスキャンディットの製品導入を決めたという。

導入したピッキングアプリは、モバイル端末向けスキャン技術を担うマインドアイル(東京都千代田区神田多町)がスキャンディットの技術を生かし、3カ月の短期間で開発した。紙のリストを使ったピッキングでは1商品当たり5秒かかっていたが、アプリは2秒に短縮。ピッキングミスも6%からほぼ0%まで改善できたという。

(藤原秀行)

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