来年10月の規制強化控え、一般企業のニーズへ対応
アルコール検知器やIT点呼システムを手掛ける東海電子は11月9日、来年10月から安全運転管理者を選任した事業所でドライバーの飲酒検査が義務付けられるのに伴い、一般企業向けにID管理タイプの需要が高まることを受け、IC免許証リーダー内蔵型アルコール検知器「ALC-miniⅣ」の新モデル「ALC-mini Ⅳ IC」を刷新、11月8日に受注開始したと発表した。
ALC-mini Ⅳは運転免許証リーダーとプリンターを内蔵。運転免許証を機器にかざせば測定が始まり、面倒なID入力や操作が不要なのが特徴。点呼時のアルコールチェックの際に運転免許証携帯も確認できる。価格を抑えたエントリーモデルとして運輸業および安全運転管理者選任事業所等に多数納入され、累計5000事業所で使われているヒット商品となっている。
昨今、運転免許証を持たない社員へのアルコール検査や、一般企業のアルコール検知器導入が増えており、運転免許証以外の幅広いID認証の要望が顧客から多く寄せられていた。今回の刷新でアルコールチェック用のIDとしてIC運転免許証以外にも以下のタイプの非接触カードに対応した。
11月15日以降の製品は全てALC-miniⅣ ICモデルとなる。
従来モデルの ALC-miniⅣを使用中のユーザは、そのままIC運転免許証機能を使用できる。IC社員証や交通系ICカードに対応させたい場合は、有償でバージョンアップが可能。保守契約を締結しているユーザには、優待で無償のバージョンアップ対応を実施する。
(画像はプレスリリースより引用)
(ロジビズ・オンライン編集部)