効果高いマーケティング実現を支援
ヤマトホールディングスとドイツポストDHLの合弁会社ヤマトダイアログ&メディア(YDM)と、マーケティング会社のランドスケイプは11月16日、YDMが提供するパーソナライズドDMサービス「トリガーダイアログ」と、ランドスケイプが手掛ける法人見込み度AIスコアリングエンジン「Rating2.0」を連携、同日から新DMサービス「Rating2.0×トリガーダイアログ」の販売を開始したと発表した。
BtoB領域における法人企業へのアプローチ施策は、プッシュ型(訪問、電話、FAX、DMなど)とプル型(SEO、WEB広告、SNS、セミナー、ウェビナー、展示会など)の2種類に大別される。特に新規法人顧客の開拓はリードタイムが短いDMなどプッシュ型による施策が有力だが、“誰に”“何を”“どのように”訴求するかを精緻に設計しないとリソースなどを含むコストや時間がかかり、結果的に非効率になってしまうのが課題。
また、新型コロナウイルス感染拡大により、対面での営業を控える企業が多い中、日々大量に届く電子メールは読まずに削除されることも多く、印刷物として手元に残るDMは効果的に活用することで高い効果を得ることができるとあらためて注目されている。
今回、YDMが2019年に販売を開始したトリガーダイアログと、ランドスケイプのRating2.0が連携し、AIを活用した短期間での「潜在」顧客の抽出と、対象企業の業種業態や規模などの特性に合わせたDM発送で、ターゲット法人顧客への効果的なアプローチの実現を目指す。
Rating2.0×トリガーダイアログを導入する企業は、自社内で保有する顧客リストや取引データをRating2.0に登録することで、ランドスケイプが保有している日本最大級の企業属性のデータベース(業種、売上規模、ツール導入状況、建物・部署属性など)や、自社WEBサイトへアクセスしてきた頻度や閲覧傾向などを活用し、見込み企業をAIで抽出。
その後、抽出された見込み企業データから、既に自社内に登録がある見込み企業や競合企業を除外し、潜在する新規顧客ターゲットを絞り込みトリガーダイアログで顧客の業種、売上規模の特徴に応じた内容や画像を配置したDMを印刷し発送する。
パーソナライズ化されたDMは、手元に長く残るなど視認効果を高めることができる上で、優良かつ有力な潜在顧客に絞れば不必要な発送が削減可能とみている。
(画像はプレスリリースより引用)
(ロジビズ・オンライン編集部)