大阪の日立物流西日本倉庫火災はいまだ鎮火見えず、軽症1人確認

大阪の日立物流西日本倉庫火災はいまだ鎮火見えず、軽症1人確認

3万平方メートル燃焼、市消防局が他の倉庫に緊急立ち入り検査実施

大阪市此花区の人工島・舞洲にある日立物流西日本の倉庫で11月29日に発生した火災は、2日以上経った12月1日夕方の時点でも、鎮火に至っていない。

大阪市が12月1日午前8時時点の情報として発表したところによると、これまでに約3万平方メートルが燃え、負傷者1人が確認されたが軽症という。消防車両は延べ263台に及ぶ。出火原因は調査中で、まだ特定できていない。

日立物流によれば、同日午後5時半現在、消火活動が依然続いている。

大阪市消防局は11月30日以降、類似の火災を防ぐため、市にある延べ床面積が5万平方メートル以上の倉庫への緊急立ち入り検査を実施している。

日立物流は近隣住民からの問い合わせなどに対応するため、12月2日の午前9時から専用電話窓口を開設する。番号は06-6461-5295(平日の午前9時~午後6時)。


倉庫火災の様子(大阪市ホームページより引用)

(藤原秀行)

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