ドローンから4G利用し複数の遠隔地点でリアルタイム映像共有に成功

ドローンから4G利用し複数の遠隔地点でリアルタイム映像共有に成功

チームビューワーとソフトバンクグループが実証実験、災害やインフラ点検への活用に期待

ドイツのリモート接続サービス大手TeamViewer(チームビューワー)の日本法人TeamViewer ジャパンは12月2日、ソフトバンクグループでIT関連製品を手掛けるSB C&Sと共同で、ドローンからの空撮映像を遠隔でリアルタイムに情報共有する実証実験に成功したと発表した。

今後、災害の救援やインフラ点検などの現場を遠隔支援するリモート接続ソリューションの実用化が期待できる。

SB C&Sは産業用ドローンや周辺機器、付随するソリューションを様々な用途向けに提供している。実験では産業用ドローンが飛行中の広角カメラによる空撮映像や赤外線センサーによる温度測定の映像と、遠隔地からの指示音声をスマートフォンにダウンロードしたアプリ「TeamViewer」を通じてリアルタイムで相互に情報を共有することができた。

実験から「TeamViewer」が高度約150メートル上空からの空撮で、携帯電話用高速通信の4G/LTEモバイル回線を通じたインターネット接続でもストレスなく作動し、複数の遠隔地点でのリアルタイム映像共有が可能と確認した。今後は実験の結果を受け、多様な使用環境と活用事例への対応を目指す。

チームビューワーの小宮崇博ビジネス開発部長は「今回、TeamViewerをドローンに統合し、空撮映像や温度測定の映像と音声のリアルタイム共有に成功しました。今回の実験を受けて、例えば、LIDAR(ライダー)測量など、様々な撮影機器を搭載したドローンからのコントローラの映像や音声のリアルタイム共有の実現も可能になります」と説明。

「(より高速通信ができる)5G環境ではドローンによって取得された大容量データを撮影後すぐに確認・共有できるようになると想定され、活用方法のさらなる拡大が期待されます。この実証実験の結果を受けて、実用化された際には、人が立ち入ることが困難であったり、危険を伴う災害現場やインフラ点検の現場などでの活用が有効だと考えています」と語った。

SB C&S執行役員兼ICT副事業本部長の守谷克己氏は「SB C&S はドローン・周辺機器などの製品情報、調査・撮影代行などのサービス情報、法令情報、メーカー・販売店検索、導入相談など、ドローンの法人利用に関する情報を集約したポータルサイト『DroneBank』を運営し、全国のパートナー様と共にドローンビジネスの推進を行っております。災害対応やインフラ点検現場で、急増するドローン活用のニーズに対し、今後もチームビューワーと共にお客さまの抱える課題解決に貢献してまいります」とコメントした。

(画像はプレスリリースより引用)
(ロジビズ・オンライン編集部)

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