センターからおにぎりやデザートなど、早期の実用化目指す
ローソンは5月2日、トヨタ自動車といすゞ自動車が共同開発した、水素を燃料とした燃料電池（FC）小型トラックを5月10日に福島県本宮市、東京都大田区の配送センター2カ所で1台ずつ導入すると発表した。
トラックはいすゞの「エルフ」にトヨタ製FCなどを取り入れた。福島県の配送センターにFC小型トラックを配備するのは初めて。今後、FC小型トラックを使った店舗への商品配送エリアを順次拡大し、早期に実用化して脱炭素へ貢献していきたい考え。
福島は5月14日、東京は5月16日にそれぞれ実際に店舗への配送をスタートする予定。福島は郡山市、須賀川市、白河市の12店舗を、東京は江東区と中央区の10店舗をカバーし、おにぎりやデザートなどを届ける。
今回の取り組みは、新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）の研究開発助成事業「グリーンイノベーション基金事業/スマートモビリティ社会の構築」の一環として実施する。
投入するFC小型トラックのイメージ（プレスリリースより引用）
（藤原秀行）
