3万8700㎡焼損、消防車延べ530台が出動
大阪市の日立物流西日本の倉庫で11月29日朝に発生した火災は、5日余りが経過した12月4日午後5時に鎮火した。大阪市消防局が同日、発表した。
同消防局によると、火災で倉庫の7割程度に相当する約3万8700平方メートルが焼損。消防車延べ503台が出動、消火に当たった。1人が煙を吸い込んで負傷したが軽症という。
同倉庫は医薬品メーカーなどの製品保管や入出荷を受託しているため、メーカーは出荷停止を余儀なくされたり、別に倉庫からの代替出荷を強いられたりしている。近隣の倉庫でも火災の影響で従業員や車両が構内に入れなくなり、出荷をストップせざるを得なくなった。
12月3日の消火活動の様子(大阪市ホームページより引用)
(藤原秀行)