中谷氏は代表権のある会長に、4月1日付
日立物流は1月20日、中谷康夫社長(66)が代表権のある会長となり、後任に髙木宏明執行役常務(59)が昇格する人事を発表した。4月1日付。
中谷氏は3PL事業の拡大や業務の自動化・デジタル化、海外拠点拡充などに注力してきた。2022年度に新たな中期経営計画「LOGISTEED2024」が始まるのを前に、経営体制の若返りを図る。
髙木氏は日立物流の中国現地法人と中国部門のトップを兼務するなど、海外事業の成長で実績があり、グローバル規模で経営体制を強化していきたい考えだ。
中谷氏は13年6月から社長を務めており、約9年ぶりのトップ交代となる。
併せて、神宮司孝代表執行役副社長(66)は4月1日付で執行役副社長となり、代表からは退く。
髙木 宏明氏(たかぎ・ひろあき)1985年中央大学理工学部卒業、日立物流入社。2016年執行役、21年4月より現職。千葉県出身。
髙木次期社長(日立物流提供)
(藤原秀行)