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フェデックス、中国のEC向け拠点にAI搭載のインテリジェント仕分けロボットを導入

フェデックス、中国のEC向け拠点にAI搭載のインテリジェント仕分けロボットを導入

取扱量増加に対応、業務デジタル化図る

フェデックスエクスプレスは1月26日、物流ロボットを手掛ける中国のDorabotと連携し、AIを搭載したインテリジェント仕分けロボット「DoraSorter」を中国のEC向け拠点に導入したと発表した。

仕分けロボットはeコマース商品の取扱量増加が続いているのを受け、輸送業務のデジタル化とスマートな物流ネットワークの構築を推進するのが狙い。

フェデックスにとって中国で初の導入となるDoraSorterは、広州のフェデックス中国南部EC貨物仕分けセンター(敷地面積5200平方メートル)に配備。DoraSorterは既に仕分け業務の一翼を担っており、中国南部のEC関連顧客からの比較的小さな輸出入貨物を処理している。

フェデックスとDorabotのチームは、業務要件に基づくロボットの調整とさらなる応用に向けた探究を共同で継続。各仕向地向けに荷物を仕分けるDoraSorterの中核機能は、仕分けセンターのオペレーションプロセスに適合している。

DoraSorterの主な特徴は、次の通り。
・約40平方メートルの広さで、10キログラムまでの荷物を運ぶことが可能
・同時に100カ所以上の仕向地への仕分けをカバー
・コンベアベルトとシームレスに連携でき、引き出し形状のグリッパーを搭載
・荷物をスキャンして仕向地の情報を読み取るバーコードリーダーを搭載し、ロボットはグリッパーでコンベアベルトから荷物を受け取り、目的地のスロットに荷物を移動させる

マッキンゼー・アンド・カンパニーによると、倉庫の自動化に関する市場は2030年までに全世界で510億ドル(約5兆6000億円)に達し、25年までに400万台を超える商用向けロボットが5万カ所以上の倉庫に設置されると見込まれている。

フェデックスエクスプレス アジア太平洋、中東、アフリカ(AMEA)地域社長のカワ―ル・プリット氏は「EC がアジアの小売りの将来において中心的な存在となりつつある中、荷物が集荷され、お客様の玄関先まで配送されるスピードへの対応は、仕分けロボットの導入を推進する主な要因。DoraSorterを試験プログラムとして中国に導入したのは25年までに3.3兆ドル(約360兆円)相当になるとされる世界最大のEC市場を見据えたものだ」と説明。

Dorabot創設者兼CEO(最高経営責任者)の鄧小白氏は「当社とフェデックスにとっては(今回のロボット導入が)世界的な協力関係の出発点となる」と強調。フェデックス中国 オペレーション担当副社長のロバート・チュウ氏は「Dorabot社との協力は、中国のEC業界成長をサポートするロボティクス技術により業務効率を改善し、機敏性に富む物流インフラを構築するというわれわれの最新の取り組みだ」と解説した。

(画像はプレスリリースより引用)
(ロジビズ・オンライン編集部)

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